2021年 小梅忌

 本日、会員有志が集まり、百三十三回忌の法要を行いました。新型コロナ感染症の患者数はこのところ激減していますが、海外の状況を見ても、まだ油断してはいけないと、今も当会では講演会等の活動を控えています。早く皆様をお誘いするような行事を計画し、お知らせできるようになるよう、心から願っています。

 

 本日ご住職から伺った話ですが、つい先日小梅さんの墓前にたくさんのお供えがされていたとのこと。川合家にご縁のある方なのか、川合小梅あるいは「小梅日記」に魅せられた方なのか、命日に向け菩提寺に足を運んで手を合わせる方がいらっしゃった事は、嬉しい驚きでした。 

 ご法話では「何事も意志から生じる」ことをお教え頂きました。

 「世界は一つであるのに、自分の心によって映し出される世界だけが、自分には見えている。浄い心、すなわち欲張りや執着、恨み辛みのない心を持って見ることを心がければ、自ずと見える世界も違ってくる。自らの言葉も行動も正しくすることができる。」

 はっと気がつくと、難しい顔をしている自分が鏡の中に居ることがあります。どなたでもそういうことありませんか? そういうときは、今日のお言葉を思い出して「浄い心」で居るかどうかを振り返ってみなければ、と思いました。

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 今しばらくこの感染症の状況をみて、来年にはなんらかの活動を再開したいものです。どうか皆様お元気で!