おしらせと2021年の活動について(2)

  3月31日発行の「和歌山県立文書館だより」第59号に、須山高明先生による「『小梅日記』とドナルド・キーン」という論考が掲載されています。

 キーンさんのご著書『続百代の過客ー日記にみる日本人』の内で描かれていた川合小梅像に対する反証です。

 表紙は小梅さんが書き写した「環海異聞」内の「魯西亜皇帝夫婦肖像」。

 お近くの方は是非文書館で入手してご覧ください。

また、下記リンクからもご覧いただけます。

文書館だより (wakayama-c.ed.jp) 

 

 一時は収束に向かっているようにも見えた和歌山県内の新型コロナ感染症ですが、3月中旬から再度感染拡大が見られ、さらに県独自の追跡調査で変異型ウィルスの割合が、高まっていることが明らかになってきました。

 

 3月末、役員で協議した結果、誠に残念ですが、4月・5月・6月の例会も、引き続き開催を見合わせます。

 

 多くの方に参加して頂きたい行事もお預けとなりますが、ワクチンが行き渡り、感染自体も出口が見えてきましたときには、小梅さんにご興味を持ってくださる方々と、是非ともお目にかかりたいです。

 それまで皆様どうぞお身体をお大切に、用心してお過ごしください。

 

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旅する芝田浩子さん、絵を担当してくださった絵本『小梅さんの日記』を持って県内をドライブ中、那智勝浦町の宇久井ビジターセンターのスタッフさんに、絵本を託してくれました。お近くの方、ここを訪れた方のお目にとまると嬉しいです。