9月例会の報告です。

 ようやく秋らしい空に変わってきました。気持ちのよい季節の到来ですね。

 本日の例会の報告をいたします。

 

 下記案内の通り、11月2日(土) 13時より「小梅忌」を行います。

 『小梅日記』には日々の生活や家族のことなど、いわゆる女性らしい視点からの記述に加えて、夫の豹蔵さんとの会話や、その職場からの通達などから得た情報も多く書き残されています。

 長らく藩政に影響を保持し、また文化・芸術面での貢献が大きかったとされる第十代紀州藩主の徳川治宝について、小梅さんはどのように記しているのでしょうか。小山譽城先生のお話しを、みなさま一緒に伺いませんか。

           お申し込みをお待ちしています。

 ☆10月20日(日)20:00~テレビ和歌山「南海の鎮~紀州藩初代藩主 徳川頼宣~」に、小山譽城先生がご出演。松平健さんと対談されるそうです♪

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 今月もパートナーさんから寄せられた疑問点を、皆で検討しました。

話題になったものを一部紹介しますと、

・お出かけする先の「和歌」とは?「和歌御宮」とは?

・「乳母」って母親以外で実際にお乳をあげる人?それとも子守さん? 

・小梅さんがよく描く「おふく」とは? という具合です。

 

 ちなみにWeb担当の私が本日一番ウケたのは、「七つり」。なんの事だと思われますか? 謎解きに挑戦してみたい方は、平凡社東洋文庫『小梅日記』第三巻 明治15年4月21日の記事を読んでみて下さい。私は…大ハズレの爆笑ものでした。 

<大ヒント>

有吉佐和子『紀ノ川』の記述を覚えていた中村会長からの有力な情報により、嫁入り道具関連の用語と思われる「七つり」とは何か、に井上会員が立ち上がって図入りで説明。

     (写真提供:渡辺会員)

 

 パートナーさんのおかげで、さらさらと読み飛ばす、あるいは、ん?と気になりつつ流してしまったところに改めて注目し、理解が深まります。会員にはそれぞれ得意分野を持つ、歴史好きが揃っておりますよ。また来月がたのしみ♪

 

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阿部 健さん著『幕末紀州 川合小梅のワンダフルワールド』

ご希望の方は当会で扱いますので、お問い合わせ下さい。

 

   また出前講座「みんなで知ろう 小梅さん!」

      おかげさまで10月は3つの場所で開催させていただきます。 

          引き続きご依頼 お待ちしております。 

詳細は7月ブログをご覧下さい。

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 締めくくりは夜の和歌山城。しばらくはこの夜景を見ながらの和歌山城内・夜散歩も楽しいですね。

 10月例会は10月30日(水) 13:30~  フォルテワジマ6階 「和歌山市地域フロンティアセンター」にて。 

 どうぞお気軽に遊びにいらしてください。