令和元年 5月の例会報告です。

 昨日降った雨も今日はすっきりとした空気に変わり、梅雨直前ではありますが、束の間の爽やかさに恵まれました。本日の例会の報告をいたします。

 

 川合小梅さんの事をもっとみなさんに知っていただくために、会員がご要望に応じて出張し、お話しさせてもらう取り組みについて、皆で話し合いました。詳細は来月以降となりますが、みなさまに活用していただけましたら嬉しいです。

 

 11月2日の小梅忌、今年もビッグな先生に来ていただけそうです。夏以降にお知らせ致しますので、どうぞご期待ください♪

          ***   ***   ***

 右は新元号・令和を記念して和歌山市立博物館で行われた菓子作りの型抜き体験でいただいた記念品です。二名で参加したので、紅白揃いました♪

 中村会長によると、現在残っている『小梅日記』には三度、改元があるのだが、日記で改元に言及するのは数日からひと月先で、通達があった等、あっさりと書かれているそうです。

 

 本日の『小梅日記』勉強会はちょうど改元のあった嘉永七年=安政元年の「大地震」の項です。原本読み下し文と絵本の該当箇所を読み進めながら、現実の防災についても語り合いました。

 といってもこの小梅さんの大地震の記事は、平凡社東洋文庫版『小梅日記』が刊行された後に発見されたもので、その三巻では読むことができません。原本は「志賀裕春氏旧蔵史料」として和歌山県立文書館に寄託されています。内容にご興味のある方は、和歌山県立文書館HPの「ケース展示」の項から平成二十一年までさかのぼって探してみて下さい。「小梅は嘉永七年の東南海地震を記録していた」として原本の写真、須山高明先生による読み下し文、そして解説も見ることができます。

          ***   ***   ***

 

 旅する芝田浩子さん、ただ今北海道を訪れてます。写真は十勝の鹿追の道の駅にて、観光案内所でスタッフの方と。 話題は坂本龍馬から、坂本直行さん(龍馬の甥の子孫で六花亭の包装紙をデザインした方)へと繋がり、浩子さんが描いてくれた凜々しい龍馬が登場することもあって、絵本贈呈となったそうです。

 ほかにも二風谷では、アイヌ伝統工芸アットウシ製作されている藤谷るみ子さん、アポイ岳ビジターセンターのスタッフの方にもプレゼント。浩子さんのおかげで全国に拡がる絵本『小梅さんの日記』です♪ 

          ***   ***   ***

6月例会は 6月26日(水) 13:30~いつものフォルテワジマ6階

「和歌山市地域フロンティアセンター」にて行います。

お気軽に遊びにいらしてください♪