8月例会の報告です。

 厳しかった8月の暑さも、台風が連れてきた風で一掃されたようです。

皆様、お変わりございませんか?  本日の8月例会の報告をいたします。

*御所さんが「小梅日記にみる坂本龍馬」の完成稿の披露およびミニ講演をしてくださいました。『小梅日記』慶応3年12月7日の龍馬に関する記載を事件ごとに三つに分け、日記の内容を詳しく見ながら、今に伝わる諸説を整理して、それぞれに推論を立てて検証していかれました。小梅の事を知らなくても、龍馬に関心のある人はたくさんいます。このテーマはやはり歴史好きの方によい小梅アピールとなる、と感じました。また、井上さんからは『小梅日記』の記述で、一般的に事実と考えられていることと相違のある点も、深く検証してみると、ある視点からの真実である可能性もある、との指摘があり、多角的な視野が必要だと感じ入りました。

*和歌山市立博物館の展示「城下町和歌山の絵師たち」にあわせた秋のウォークの内容を検討しました。

 11月8日(火) 12:30 フォルテワジマ受付開始、13:00から藩校の歴史などを学んだ後、京橋をスタート、市堀川沿いを案内を聞きながら歩き、藩校跡を経由して和歌山市立博物館へ。学芸員さんにコーナー展示「川合小梅をめぐる人々」を解説していただき、現地で解散です。

 来月の例会後にチラシを公開する予定です。 ご期待下さい。

<和歌山市立博物館>

10/22~11/27 特別展「城下町和歌山の絵師たち」

10/4~12/4 コーナー展示 ・川合小梅をめぐる人々・城下町の本屋さん http://www.wakayama-city-museum.jp/top.html

 

 明日は新月。旧暦の新月とちょうど重なります。今ごろの気候だったはずの安政六年の八月朔日には、孫の菊江の哀れな病状が綴られています。また城下では「ころり病」が蔓延。ぜひ平凡社『小梅日記』第一巻のそのあたりを読んでみて下さい。右の画像は続くページに掲載されているものです。小梅が孫のために描いてやったものでしょうか。

 

<その他の予定>

9/28(水) 9月例会

     13:30~フォルテワジマ6F  NPO・ボランティアサロン

11/2(水) 小梅忌 妙宣寺 13:15集合 会員のみ

11/13(日) 御坊市民文化会館で開かれる和歌山県ボランティア連絡協議会

    「平成28年度ボランティアフォーラム」に、中村・温・山上が参加。

 

☆急な気温の変化には要注意ですが、過ごしやすい季節も間近ですね。

どうぞお元気でお過ごし下さい。