6月例会の報告

Web担当が5月例会を欠席したために、ひと月飛ばしてのご報告です。

 

*報道等で目にされたかと存じますが、雛祭りにご講演いただきました鈴木裕範先生の呼びかけで、駿河屋問題を考えるシンポジウムが6/22にありました。当会からも数名が参加してきました。駿河屋さんの歴史的な意義、価値について誰も異論のないところとは思いますが、今後どうなっていくのか、どうすればよいのかは一人一人が憂っていても何も変わらないですね。この段階で何ができるのか、との声もあったことも事実ですが、先生がお声を上げなければ、ただ消えてゆくのを見ていただけ。様々な思いを持つ者が集う場を設けてくださった事にまず第一の意義があった、との旧知のNさんの至言に頷くのみの私です。芝田浩子さんが閉店直前にニュース和歌山の連載「城下町の風景Ⅱ」取材のために本店を訪れ、「小梅日記」のお干菓子を入手、一つ会に寄贈してくださいました。その写真を載せておきます。

 

*10/5(日) 9:30 和歌山市立こども科学館前集合で秋のウォークを開催します。10/8(水)の皆既月食についてのお話と10月の星空など星空散歩を楽しんだあと、ゆかりの地や生誕地を経て、宇治神社(三部さん)まで歩きます。詳細は追って公開いたします。

 

*阿部さんをはじめ会員寄贈書物の蔵書リスト、新たな本も随時加えていきます。印刷したものは5月例会でお配りしておりますが、このブログでも近いうちにリストを公開できればと考えております。利用は例会から例会までの一ヶ月を目安に、中村会長へ申し出て貸し借りをすることになります。

 

☆7月例会は 2014年7月30日(水) 13:30~ フォルテワジマ6F NPOボランティアサロンです。 見学もご自由にどうぞ。

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コメント: 1
  • #1

    芝田浩子 (月曜日, 30 6月 2014 17:26)

    駿河屋さんの「小梅日記」は、紅白の梅の形の干菓子です。
    旅のお土産に、軽くて手頃で上品で…よく利用しておりました。
    友人にも、「小梅日記」のお菓子をおみやげにすると言う人もいてくれて、嬉しく思っていました。
    特に絵本「小梅さんの日記」と一緒に手土産にすると、驚きをもって喜んでいただいたりして
    お土産にするのも嬉しかったものです。

    5月の24日に取材で駿河屋本店さんに伺い、いろいろお話を聞いた時は、
    まさか、お店が閉まってしまうとは考えも及びませんでした。
    たまたま次の旅の用意にと、お店に出ていた4つを買い求めたものです。
    1つは、その日のうちに、すぐ近くのギャラリーであった漆カフェに届けてお茶菓子にいただき、
    駿河屋さんのニュースが流れてからは旅土産にするのはやめて、
    1つは、駿河屋さん大好きの友人に。
    1つは、別ギャラリーに事情を伝えて手土産に。
    そして、1つは小梅日記を楽しむ会さんに。

    「小梅日記」は駿河屋本店でしか手に入れられなかったもので
    いつも、わざわざ買いに行くのが常でした。
    自分自身、やっと和菓子の良さに目を向けられるようになったばかりで
    これからも駿河屋さんのお菓子を食べたかったです。

    最後に食べたのは5月26日の本の字饅頭と鮎でした。
    その数日後には食べられなくなるなんて
    本当にびっくりでした。

    取材は、ニュース和歌山に連載中の
    紀伊国名所図会の彩色「城下町の風景Ⅱ」に
    「駿河屋 店」を彩色する為でした。

    7月9日(水)付けに載る予定です。
    表紙裏に掲載されますので、ぜひ、見ていただけたらと思います。