小梅忌 「小梅さんのワンダフルワールド」

☆ニュース:11/3の毎日新聞朝刊に、小梅忌の記事が掲載されました!

今日は小梅忌。 菩提寺の妙宣寺にて、法要と講演会が行われました。いつも快くご協力いただく妙宣寺さまでは、報恩お会式が近いので、この時期は毎年、写真のように夢のような飾り付けがなされています。

ご住職さまによる法要のあと、皆でお焼香をさせていただきました。(ご法要中は撮影を遠慮し、後で応じていただきました。ご住職さま、有り難うございました。)

今年は小梅さんともう20年のつきあいになるという阿部健さんの講演でした。本日発売のご著書『幕末紀州 川合小梅のワンダフルワールド』を巡るお話です。その内容は、ぜひご著書を読んでいただきたいので、ここではご紹介いたしません。永年、苦心して集められた豊富な資料を基に書かれた今回のこの本、かなりのボリュームです。
しっかり読ませていただきたいです。(内緒の話:編集者さんもたいへんご苦労をされた、年譜、人物紹介、作品一覧もすごいんです!)

阿部さんは、「お酒好きの女性」という点から小梅に魅せられ、一人こつこつと研究を進めておられた方。孤軍奮闘していたところ、新聞の記事で和歌山に当会があることを知って入会された大阪在住の会員さんです。2009年の小梅忌にも、前著の『どぶろくと女』で、小梅のお酒に関するエピソードなどをお話しくださいました。 

小梅がお酒を実験的に?作ったという「らんびき」という器具です。阿部さんからご寄贈いただきました。 今日のお話で結構言及されていたので、ちゃんと持って行って皆様に見ていただけばよかったなあ、と反省。
会の終わりには「小梅のうた」というオリジナル・ソングが披露されました。嬉しいことに、この歌詞は、昨年出版しました絵本『小梅さんの日記』からインスピレーションを受けた藤吉さんという方が、作ってくださったそうです。絵本に携わったものとして、感激です。 

小梅さんに繋がる縁者の方、そして今年の「雛祭り」にお話くださった文書館の須山先生もご参加くださり、今年の小梅忌を終えました。 (あっ、写真は当会の看板受付元娘です。)

妙宣寺さま、ご参加くださった皆様、有り難うございました。
会員の皆様、次は11/27(水)例会+忘年会でお会いしましょう♪