2019年、活動のスタートです。

 新しい年もはやくもひと月が終わろうとしています。寒い毎日ですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?

 本日の例会の報告をいたします。

 

 今年も下記の通り「雛祭り」を行います。

 ご講演の後は別室での茶話会をせず、ご本堂で講師先生を囲んで和やかに過ごせたら、と思っております。 今回会費は無料です。 資料やお席の準備がございますので、ご希望の方のご連絡をお待ちしております。

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『小梅日記』勉強会は絵本『小梅さんの日記』7つめの場面「父母の絵」を温さんが担当してお話しくださいました。昨秋の小梅忌で、和歌山市立博物館の近藤先生が取り上げて下さった絵のことですので、興味深く聴きました。あわせて肖像の起源や日本における肖像画の歴史などについて掘り下げたお話しをされ、とても勉強になりました。 

 次回は4月の例会時に絵本の「大地震」のところを取り上げます。この嘉永七年(安政元年)の「大地震」の日記は、東洋文庫『小梅日記』には収録されていないところです。

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 和歌山県立博物館では、企画展「徳川治宝が生きた時代」が開催中。県立図書館蔵の『小梅日記』が一点展示されています。開かれているページは、嘉永六年の紀州の政変のあたりです。

 現在の迎賓館、東宮御所あたりは旧紀州徳川家江戸中屋敷でありましたが、その関連展示を見ながら、昨秋の特別展で展示され、先日テレビ番組でも紹介された、和歌山市立博物館所蔵の「赤坂御庭図画帖」についても思い出していました。

 また治宝の五女・豊姫様がお持ちだったという優美な「羽子板」など館蔵の貴重な展示物はもちろん、紀州東照宮から二点の県指定文化財、個人蔵の紀州の支藩・西条藩の船行列の図二点や、渋川景佑の名のみえる「分野星図」など楽しく拝見しました。

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 そろそろ年度末が近づきます。いつもの例会会場が改装工事に入るため、3月最終週の利用ができないことがわかりました。そこで次回、2月27日(水)に2月例会およびひと月前倒しで総会を行うこととし、3月例会はお休みします。見学などお考えの方は、どうぞお気を付け下さい。

 

       2月例会+総会  2月27日(水)  13:30~

      NPO・ボランティアサロン(フォルテワジマ6階)にて

 

      皆様にお目にかかりますことを、楽しみにしております。 

  寒さに負けず、インフルエンザを蹴散らして、お元気でお過ごし下さい。